楽譜のど真ん中にあるもの

ひでまり楽譜代表・作編曲家の宮川勝明です。

これまで、オーケストラ、吹奏楽、小編成アンサンブル、合唱などの編曲を数多くやってまいりました。

この経験で培ったノウハウを活かして、

ヴァイオリンやチェロなどの弦楽器
フルートやクラリネットなどの木管楽器
ホルンやトロンボーンなどの金管楽器

これらクラシック系の楽器で、

地域のイベント
病院や施設の慰問コンサート
結婚式やパーティーの余興

お誕生日会・記念日のサプライズなどの場面で、

親しみのある曲
思い出の曲
人気の曲

リモート合奏で使いやすい曲を、

無伴奏ソロ
2重奏
4重奏など

少編成用に編曲をしています。

・1人でも、2人でも、少人数でも気軽に音楽が楽しめる編曲
・無駄な音を排し、シンプルかつ演奏効果が高い編曲
・短時間で音楽づくりができる編曲
・聴いてもらった人に喜んでもらえる編曲

これらを楽譜のど真ん中に置いて楽譜制作に取り組んでいます。

指針を胸に

京都市に生まれた私は、小学6生の時、父の薦めで地域の音楽団体に入りました。

楽器はヴァイオリン(中学3年生の時にコントラバスに転向)、音楽経験はゼロからのスタートでした。

この団体には指針があります。一部を紹介します。

「音楽にもまた国境が存在しない。音楽は誰人も欲してやまぬ文化の華であり芸術であり、しかも世界共通の語(ことば)であるからである。」(抜粋)

「新たな大衆文化の種を蒔き、明日への希望にもえる、大音楽運動を共に展開してまいろうではないか。」(抜粋)

この指針に胸を打たれた私は、「勇気」と「希望」の音楽運動に貢献できる自分になろうと、決意しました。

この音楽団体は、演奏会のほか、地域のイベントや個人宅での演奏活動もしていました。

演奏曲目は、クラシックだけではなく、流行りの曲や映画音楽など楽譜がないものも多数あり、私もそれらの編曲をする様になりました。

この団体を卒業するまでの30年間、特に後半の10年は、オーケストラ部門に籍を置き、自分で編曲、指揮、MCをする様に。(このことが、後にロシアでのコンサートで大変役に立ちました。)

多くの方々に聴いていただく中、どんな編曲が皆さんに喜んでいただけるのかを肌で感じ、身につけることができました。

大学卒業後、ものまね番組や音楽バラエティ番組を多く手がける音楽事務所に所属。

作編曲家・川上慎一氏の元、作曲編曲の修行をし、独立。

コテコテのバイタリティー溢れる魅力に惹かれ大阪へ活動の拠点を移す。

これまでの経験を生かし、

「音楽に触れる機会の少ない方々に楽しんでもらえる、少人数で合奏ができる編曲楽譜を提供したい。」

との思いで、ひでまり楽譜を立ち上げました。

「勇気」と「希望」を多くの人に

多くの方々にとって、生演奏を聴く機会は少ないと思います。

これまで、地域のイベントや個人宅での演奏をすると、多くの方々から「もっと聴きたいわぁ。」「やるときは必ず知らせてや。」との声をかけていただけました。

みなさん聴く機会を望んでいらっしゃいました。

それだけに、生演奏を身近で聴いた時の感動は大きいのではないでしょうか。

それが家族や親しい友人の演奏であったり、好きな曲、親しみのある曲であれば尚更です。

感動は、心を豊かにし、気持ちを前向きにします。

「勇気」と「希望」が湧いてきます。

ひいては、人と人とを結びつけます。

私のやりたいことは、感動を共有できる楽曲の楽譜を制作し、身近で音楽に触れる機会を増やしていくこと。

そして「勇気」と「希望」を音楽にのせて多くの人に届けることです。

コロナ禍に負けないために

ひでまり楽譜を立ち上げてすぐに、新型コロナウィルスが猛威を振るい、 音楽活動が制限されてしまいました。

生演奏がダメなら、アンサンブルをするにもリモートで!と、当初企画していた、4重奏を中心にしたレパートリーに、2重奏、無伴奏ソロの楽譜を加えて、リモート合奏動画(演奏動画)の作成・発信に貢献したいと動き出しました。

完成したリモート合奏動画は、仲間で共有しあったり、動画サイトから世界へ発信したり、リモートなので遠く離れた仲間とも合奏ができてしまいます。

これからも知恵を絞って、コロナ禍に負けず、音楽運動を進めてまいります!

宮川 勝明（みやがわ かつあき）

作編曲家　　京都市生まれ 大阪市在住

作編曲を川上慎一氏に師事。

指揮を、甲斐正雄氏、伊藤栄一氏、稲田康氏に師事。

コントラバスを石井博和氏、須藤博美氏の各氏に師事。

【主な作品】

【出演】